リンパ腫の新しい治療
期待される新規治療の効果とその副作用
11月21日(日)15:00−15:45 A会場
リンパ腫に対してBTK阻害薬、EZH2阻害薬などの分子標的薬やCAR-T細胞療法などが新たに承認されました。この他、二重特異性抗体など免疫に作用する治療が開発されていて、今後、リンパ腫に対する治療選択肢に加わることが期待されます。これらがどのような治療か?どの病型に対して効果が期待されるのか?副作用は?分かりやすく解説します。
講演者
伊豆津 宏二 (
いづつ こうじ )
国立がん研究センター中央病院
血液腫瘍科長
東京大学医学部附属病院、NTT東日本関東病院、虎の門病院を経て、2017年より国立がん研究センター中央病院・血液腫瘍科でリンパ腫をはじめとする血液がんの診療を担当しています。「標準的治療」を行うとともに、臨床試験・治験などを通じて新しい治療が患者さんにはやく届けられるように心がけています。
司会者
天野 慎介 (
あまの しんすけ )
一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン
理事長
1973年東京都生まれ、慶應義塾大学商学部卒。2000年27歳のときに悪性リンパ腫を発症し、自身の経験をもとにがん患者支援活動に関わる。2021年度朝日がん大賞受賞。現在、一般社団法人全国がん患者団体連合会理事長、一般社団法人神奈川県がん患者団体連合会理事長の他に、厚生労働省厚生科学審議会がん登録部会委員、先進医療技術審査部会構成員、患者申出療養評価会議構成員などを務める。