造血器腫瘍の治療である同種造血幹細胞移植療法では、大量化学療法による嘔気・食欲不振・粘膜障害などの副作用、また、感染や移植片対宿主病などの合併症により身体機能の低下が生じることがあります。今回は、退院後の中長期的な身体機能・リハビリテーションについてお話したいと思います。

木口 大輔 (きぐち だいすけ)
愛媛県立中央病院 リハビリテーション部
2007年から愛媛県立中央病院で、造血幹細胞移植治療のリハビリテーションを担当しています。移植を受けた患者さんの、「生活の質(quality of life: QOL)の向上・維持」を目標として、有効的なリハビリテーションの実践を心がけています。

池田 明香 ( いけだ あきこ )
NPO法人キャンサーネットジャパン プロジェクトマネージャー
看護師として虎の門病院に在職中に多発性骨髄腫を発症し、2008年に臍帯血移植施行。2006年より地元横浜で「はまっこ(多発性骨髄腫患者・家族の交流会)」を発足し、交流会や医療講演会を開催している。虎の門病院の院内患者・家族のおしゃべり会「ちゃとらClub」の世話人としても活動中。 2017年11月より現職。