【はまっこ(多発性骨髄腫患者・家族の交流会)共催】
多発性骨髄腫
多発性骨髄腫における治療薬の進歩
11月19日(土)13:00−13:45 B会場
多発性骨髄腫は、近年新規治療薬が次々と開発、臨床応用されています。プロテアソーム阻害薬、免疫調節薬、モノクローナル抗体などに加えてCART細胞療法なども保険承認されました。一方で、治療選択肢が大幅に増加したため、どの時期にどの薬剤を使用するのか、治療の進め方が複雑になっているのも事実です。各薬剤の作用機序、特徴、副作用などを解説し、チーム医療の重要性についてもお話しします。
講演者
三木 浩和 (
みき ひろかず )
徳島大学病院
輸血・細胞治療部 講師
2001年徳島大学医学部医学科卒業。徳島大学病院、徳島赤十字病院での研修を経て、2012年より徳島大学病院輸血・細胞治療部助教。2015年より同講師。病院輸血部に関連した業務と並行して、多発性骨髄腫の病態解析および新規治療薬の開発を中心に基礎研究・臨床研究を行っている。難治性造血器腫瘍である骨髄腫に対して、γδT細胞を用いた細胞免疫療法や温熱療法を用いた新規治療法の開発に従事している。専門は血液内科学、輸血学。趣味は旅行とゴルフ。
司会者
池田 明香 (
いけだ あきこ )
NPO法人キャンサーネットジャパン
プロジェクトマネージャー
看護師として虎の門病院に在職中に多発性骨髄腫を発症し、2008年に臍帯血移植施行。2006年より地元横浜で「はまっこ(多発性骨髄腫患者・家族の交流会)」を発足し、交流会や医療講演会を開催している。虎の門病院の院内患者・家族のおしゃべり会「ちゃとらClub」の世話人としても活動中。 2017年11月より現職。