急性リンパ性白血病
ALLの治療からケアまで
11月19日(土)11:00−11:45 B会場
急性リンパ性白血病 (ALL) の治療は進歩し続けています。微小残存病変 (MRD) =寛解の深さの評価により同種移植を避けて長期生存できる例も増え、サバイバーシップの重要性が高まっています。一方で多くの新薬やCAR-T細胞療法の臨床導入により難治例の予後も改善しています。ALLの治療からケアまで広く概説します。
講演者
多田 雄真 (
ただ ゆうま )
大阪国際がんセンター
血液内科/AYA世代サポートチーム 診療主任
大阪国際がんセンター血液内科で造血幹細胞移植を中心とした血液悪性疾患の治療や多職種チームでのケアにあたっています。並行して院内のAYA世代サポートチームを主催したり、大阪府がん対策推進委員会小児・AYA世代がん対策部会委員、AYA week実行委員を務めるなどAYA世代のケアの充実や社会啓発にも取り組んでいます。
司会者
古賀 真美 (
こが まみ )
NPO法人キャンサーネットジャパン
常務理事
2002年、急性リンパ性白血病を発症した弟へ末梢血幹細胞提供を機に、白血病患者や家族・骨髄ドナーの相談支援をライフワークとしています。2013年CNJ入職、2020年より現職。主に血液がんと小児がんを担当しています。