血液がん今昔物語 そして未来へ
11月19日(土)17:00−17:45 A会場
今年で4回目の開催になる血液がんフォーラムのクロージングセッションとして、日本における血液がんの治療の進歩をテーマにお届けします。昔は不治の病と言われた慢性骨髄性白血病も今は多くの患者が服薬だけで寛解を維持することができるようになりました。医学は確実に進んでいます。血液がんの治療全般を振り返りつつ、将来の医療について明るく楽しく語っていただきます。
講演者
多田 雄真 (
ただ ゆうま )
大阪国際がんセンター
血液内科/AYA世代サポートチーム 診療主任
大阪国際がんセンター血液内科で造血幹細胞移植を中心とした血液悪性疾患の治療や多職種チームでのケアにあたっています。並行して院内のAYA世代サポートチームを主催したり、大阪府がん対策推進委員会小児・AYA世代がん対策部会委員、AYA week実行委員を務めるなどAYA世代のケアの充実や社会啓発にも取り組んでいます。
大谷 貴子 (
おおたに たかこ )
日本骨髄バンク
評議員
1961年大阪市生まれ。1986年慢性骨髄性白血病と診断され、翌年に急性転化。1988年1月に母から骨髄提供を受ける。たった一人の姉とのHLA不一致をきっかけに骨髄バンク設立運動に邁進してきた。
虫明 洋一 (
むしあき よういち )
株式会社毎日放送
代表取締役社長
1962年広島県生まれ、60歳。家族は妻と子二人(いずれも成人) 1985年東京大学経済学部卒業、株式会社毎日放送入社 スポーツ、ラジオ、報道、営業、編成、経営戦略、経理、事業などを経て 2021年代表取締役社長となる。 病歴 1999年11月慢性骨髄性白血病の診断、2000年4月弟から提供を受けて骨髄移植、 2003年6月再発、以後はグリペック、スプリセル服用で現在に至る。