腫瘍循環器(心毒性)のこと 動画

腫瘍内科と循環器内科が連携する新たな分野

11月19日(土)13:0013:45 A会場

腫瘍循環器学はがん患者の予後とQOLを改善することを目的とした、新しい臨床研究分野です。本邦では2017年10月に日本腫瘍循環器学会が設立され、腫瘍内科と循環器内科が協同で研究に取り組んでいます。この講演では、腫瘍循環器学の現状について解説いたします。

講演者

矢野 真吾 ( やの しんご )
東京慈恵会医科大学 腫瘍・血液内科 教授

国立病院機構東京医療センター、東京慈恵会医科大学附属病院、米国国立衛生研究所を経て、2017年より東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科の責任者として血液がんの診療に携わっています。急性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの患者さんに対して、最善の薬物療法および造血細胞移植療法を提供できるようにこころがけています。

司会者

佐藤 恒 ( さとう ひとし )
特定非営利活動法人 血液患者コミュニティももの木 理事

1967年名古屋市生まれ。2001年(34歳の時)に急性骨髄性白血病(FAB分類M0)発症。翌年骨髄バンクのコーディネートで骨髄移植を受け、退院後にNPO法人 血液患者コミュニティももの木の活動に参加(主に交流会を担当)。2006年から都立駒込病院の血液内科病棟で院内おしゃべり会を開催(世話人)。血液情報広場つばさ ボランティア。発症当時3歳だった娘は現在24歳。