小児から思春期・若年成人に発症するT細胞性急性リンパ性白血病の治療成績はさまざまな取り組みにより改善してきています。日本小児がん研究グループ(JCCG)と成人白血病治療共同研究機構(JALSG)が共同で行った臨床試験の結果も紹介しつつ、治療の進歩についてお話いたします。

佐藤 篤 (さとう あつし)
宮城県立こども病院 血液腫瘍科 科長
東北大学病院小児科勤務を経て、2004年4月の開院後早期より宮城県立こども病院血液腫瘍科で血液疾患、血液腫瘍性疾患の子供たちの診療に従事してまいりました。また日本小児がん研究グループの一員として急性リンパ性白血病委員会に所属し臨床研究に携わっております。