造血幹細胞移植後5年以上経った後の経過観察について
移植後長期フォロー(LTFU)外来の取り組み
11月30日(土)13:00−13:45 ライブ配信会場
特にドナーさんから造血幹細胞移植を受けた直後は、移植片対宿主病(GVHD)や感染症への対策が重要ですが、5年後以降は二次がんや晩期障害にも注意が必要です。移植後長期フォロー(Long-Term Follow-Up: LTFU)外来では、長期サバイバーに役立つ情報を提供しています。講演では学会・研究班で行っているLTFU外来をサポートするための取り組みを紹介します。
講演者
福田 隆浩 (
ふくだ たかひろ )
国立がん研究センター中央病院
造血幹細胞移植科 科長
長崎県出身。1989年九州大学医学部卒業。九州大学第一内科・県立宮崎病院・Fred Hutchinson Cancer Research Center留学を経て2005年より国立がん研究センター中央病院へ勤務。当科は造血幹細胞移植に特化しており、看護師など多職種によるチーム医療で「一人でも多くの患者さんに完治」を目指して取り組んでいます。
司会者
大谷 貴子 (
おおたに たかこ )
日本骨髄バンク
評議員
1961年大阪市生まれ。1986年慢性骨髄性白血病と診断され、翌年に急性転化。1988年1月に母から骨髄提供を受ける。たった一人の姉とのHLA不一致をきっかけに骨髄バンク設立運動に邁進してきた。