慢性リンパ性白血病
新薬の登場で治療は進歩している
11月26日(火)~12月1日(日)00:00−00:00 オンデマンド配信会場
慢性リンパ性白血病(CLL)は、最も悪性度の低い血液腫瘍である。早期に治療が必要なことは少なく、治療開始の基準に従って判断される。治療は従来、抗がん剤が用いられたが、現在ではCLL細胞に直接効果がある分子標的薬(飲み薬)で治療を行うのが標準である。分子標的薬の登場により治療成績は著しく向上している。
講演者
青木 定夫 (
あおき さだお )
新潟薬科大学
医療技術学部臨床検査学科血液学 教授
神奈川県生まれ。小学校から新潟に居住。新潟大学医学部卒業後、同第1内科に入局、大学院を経ておもに新潟大学病院で血液内科の診療に従事。現在は新潟薬科大学で教育研究を行いながら新潟南病院血液内科で診療を行っている。専門は血液腫瘍とくにリンパ腫、骨髄腫などのリンパ系腫瘍の診断と治療。日本で少ない慢性リンパ性白血病の診療を欧米と同じようにできるように30年以上研究を行っている。