11月「多発性骨髄腫のCAR-T細胞療法」
11月12日(火)19:00−21:00 ライブ配信会場
多発性骨髄腫は血液がんの中でも比較的ご高齢の患者さんに発症します。65〜70歳未満で重大な臓器障害のない患者さんに対しては自家末梢血幹細胞移植が有効ですが、これまで治癒を期待することは難しいと考えられてきました。近年、これまでとは異なる自己の免疫を介した治療法としてCAR-T細胞療法というものが開発され、その有効性が報告されています。この治療がどのように効くのか、またどのような患者さんに適しているのかをお伝えできたらと考えています。
※ 血液がん知っとかナイトのコンテンツとなります。
※ 当日292名の参加がありました。講演部分のみアーカイブ動画を公開しています。
開催日 2024年11月12日(火)開催は終了しました。
開催時間 19:00~21:00
場所 zoomウェビナー
講演者
塚田 信弘 (
つかだ のぶひろ )
日本赤十字社医療センター
血液内科 副部長
新潟大学、長岡赤十字病院、東京大学医科学研究所、順天堂大学を経て現在の日本赤十字社医療センターに勤務しています。もともとは造血幹細胞移植が専門ですが、現在は多発性骨髄腫やALアミロイドーシスの先進的な治療にも関わっています。診療で大事にしていることは協調、敬意、想像力、好きな言葉は情熱、勇気です。
司会者
池田 明香 (
いけだ あきこ )
NPO法人キャンサーネットジャパン
プロジェクトマネージャー
2004年看護師として虎の門病院に在職中に多発性骨髄腫を発症し、2008年に臍帯血移植施行。2006年より地元横浜で「はまっこ(多発性骨髄腫患者・家族の交流会)」を発足し、交流会や医療講演会を開催している。虎の門病院の院内患者・家族のおしゃべり会「ちゃとらClub」の世話人としても活動中。 2017年11月より現職。